＜クラブニュース１１月号＞ヨコハマガジン　?ドッグヤードガーデン船渠（せんきょ）がイベントスペースに！?

こんにちは！

プリマファンクラブの大竹です。

今号からは横浜の歴史的建造物をご紹介いたします。

横浜市では1988年から保全活用を積極的に展開しています。
明治・大正・昭和初期の価値ある資産を現状のまま“保存”するのではなく、
さまざまなバリエーションで“保全活用”し、新しい命を吹き込んでいます。
建物の今昔・・・「変身した遺産たち」

★ドッグヤードガーデン
船渠（せんきょ）［ドッグ]がイベントスペースに！

1896年建設の旧横浜船渠第2号ドッグは、現存する商船用の石造りドッグでは日本最古。
1993年、横浜ランドマークタワーの開業に合わせ、イベントスペースに変身しました。
タワーを建設するため、いったんドッグの石材約1万2000個を解体。
その後、明治期の石積方法で、サイズを若干縮小して復元しました。
全長約107ｍ、幅約29ｍ、深さ約10ｍ。
1997年に国の重要文化財に指定されました。
ちなみに、第1号は日本丸メモリアルパークにあります。

※ドックとは
船の建造・修理や、一時的に係留したり、貨物の積み下ろし作業のために造られた設備や施設のことです。
つまりここにドックがあったというのは、港町・横浜ならではの光景だったのです。

現在は無料開放されており、
ドッグの内側に立つとそのダイナミックなスケールを体感できます。