前号からは横浜の歴史的建造物をご紹介しています。
横浜市では1988年から保全活用を積極的に展開しています。
明治・大正・昭和初期の価値ある資産を現状のまま“保存”するのではなく、
さまざまなバリエーションで“保全活用”し、新しい命を吹き込んでいます。
建物の今昔・・・「変身した遺産たち」
★京藝術大学大学院映像研究科
銀行が藝大のキャンパスに!
1929年築の旧安田銀行横浜支店。
48年に富士銀行に改称後、南側を増築しました。
粗い石を幾段も積み上げた「ルスティカ積み」の外壁が特徴。
これにドリス式の柱と半円形窓を組み合わせています。
2005年に東京藝術大学大学院の馬車道校舎になり、映画を上映する視聴覚室などが新たに設けられました。
銀行時代の回廊は学生たちの自主映画のロケに使われることもあります。
※[ルスティカ積み]とは・・・
石造建築で壁の表面を滑らかにせず目地(継目)を際だたせたり
石材面を突出させたり凹凸を目だたせて荒々しく力強い表情をもたせる技法
※[ドリス式とは]とは・・・
古代ギリシャ建築の列柱様式のひとつで最も古い時期のもの。
基壇のに基盤(バシィス)を持たず、およそ20本の堀り溝とエンタシス(ふくらみ)のある円柱を立て、
柱頭(カピトゥルム)には丸みを帯びた円板(エキノス)と正方形の板(アバクス)が載っていました。
パルテノン神殿に代表される様式。
次回もお楽しみに(^^)/
プリマファンクラブ事務局 大竹
<プリマファンクラブクラブニュース2月号>ヨコハマガジン
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